ヒュンダイ自動車傘下の起亜自動車、「スティンガー」アップグレードモデルを初公開

アップグレードモデルのイメージ初披露
8月12日、ヒュンダイ自動車傘下の起亜自動車は、「Kia Stinger(スティンガー)」アップグレードモデルのイメージを初公開した。

アップグレードモデルは、2020年第3四半期から世界規模にて販売開始される。デザインが刷新され、高性能なファストバック(リヤエンドに向けて一気に傾斜するルーフラインをもつスタイル)のスポーツセダンとなる。

しなやかなグランツーリスモデザイン
シニア・バイス・プレジデント兼グローバルデザイン長のカリム・ハビブ(Karim Habib)氏は、長距離・長時間移動を目的として、「スティンガー」ではエレガントかつ快適な空間を提示すると説明する。

また、アップグレードモデルは、しなやかなグランツーリスモデザインであり、3年前に導入したが、モダンで優美なスタイルと僅かなアグレッシブ性によって存在感は高められるとコメントする。

デザインが刷新された外装と内装
アップグレードモデルでは、エクステリア(外装)とインテリア(内装)の設計・デザインが刷新された。外装はデザインが劇的に変化し、カスタマイズ化の幅が広がった。外装の変化により、グランツーリスモ(高いパフォーマンス性・ラグジュアリー性を有するモデル)の特徴が強まり、キャビンの質は改善され、色や素材の選択肢が増えた。

フロント部分では、新デザインとLEDデイタイムランニングライト(デイライト)のマルチリフレクタヘッドランプの間に起亜自動車の象徴「トラの鼻」グリルが装備されている。新ライトはハイテクライトとなり、対向車のフロント部分に向かって僅かに角度を調整され、消灯時は暗く滑らかに見える。

リアコンビネーションランプは、細長く、スポイラーの形状を模倣し、トランクリッド(トランクカバー)に組み込まれて車の全幅まで広がる。

一方、内装では、刷新されたデザイン、新たな高品質の素材により、旅行などの長距離・長時間移動に適した空間となり、快適性は増す。また、インフォテイメントシステムはアップグレードされた。新たなデザインエレメント(設計要素)および技術が調和し、完璧なグランドツアラーであるという。

(画像はプレスリリースより)


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