Plastic Omnium、日本に研究開発施設を設置

日系自動車メーカーとの取り引き拡大が目的
大手自動車部品のサプライヤーであるPlastic Omniumは20日、日本における事業を強化する一環として東京に技術開発センターを開設したと発表した。

新たに設置される技術開発センターでは、日本の自動車メーカー向け事業を80人の従業員体制で行い、エクステリア部品とモジュール部品、フューエルシステム、排ガスコントロールシステムなど新しい自動車用部品プロジェクトの設計および開発管理を通じて日本における事業開発を推進していく計画となっている。

日系向けの売り上げは6パーセント
現在Plastic Omniumは、ホンダ、いすゞ、日産、スズキ、トヨタと取り引きがあり、4大陸の14ヵ国にあるこれら日系自動車メーカーの生産拠点に部品を納入している。

同社のグローバル事業において、これら日系自動車メーカーが占める売り上げの割合は約6パーセントとなっているが、今後、新たな生産施設を立ち上げると同時に、最新の革新的な部品を提供していくことで、売り上げを拡大していく計画となっている。

Plastic Omniumは、マルチ‐スズキ向けに新工場をアジアに立ち上げており、最近ではトヨタのディーゼル車両向けに同社の北九州工場において生産されているSCR排ガスコントロールシステムの納入を開始している。

(画像はニュースリリースより)


▼外部リンク

Plastic Omnium ニュースリリース
http://www.plasticomnium.com