メリトール、電化ソリューション「2020 PACEpilot Honoree」を発表

商業輸送の未来を評価する
メリトールは8月13日、Meritor Blue Horizonソリューションを「2020 PACEpilot Honoree」と命名したと発表。ディーゼル車のシステムに変わる、電動パワートレインを評価するプログラムだ。

メリトールの電動パワートレイン
Meritor Blue Horizonソリューションは、同社の技術を利用したバス・トラックなどの商用車両ブランド。北米と南米、ヨーロッパ、アジアで同社の電動パワートレインを使用するメーカーらの協力で、定期的にテストが行われている。

メリトールのパワートレインシステムのラインナップは、電気モーター、マルチスピードトランスミッション、独自設計のキャリアアセンブリをセットにしたもので、ハウジングに直接取り付けられる。

車両アプリケーションが最適にカスタマイズできるシングル構成、複数のシステムやコンピューター制御によって役割を分担するタンデム構成の両方が可能だ。

同社のソリューションを使ったメーカーは、地域配送からスクールバス、ターミナルトラクター、ごみ収集車などにソリューションを提供する。

技術投資と産業イノベーション
今回のPACEpilotプログラムでは、実用化に達しているが、まだ市場に商品化されていない11のイノベーションを表彰した。

メリトールは、技術を始めとする投資を明確にし、世界中の新興商用車産業のイノベーションを推進することを戦略的目標としている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

メリトールのプレスリリース
https://www.meritor.com/en/meritor-today/news/2020/20200813