ヒュンダイ自動車傘下の起亜自動車、新型ミニバン「カーニバル」の全貌を公開
ついに全貌が明らかに
8月18日、ヒュンダイ自動車傘下の起亜自動車は、新型ミニバン「Kia Carnival(カーニバル)」の全貌を初めて公開した。新型「カーニバル」は、カーニバルブランド第4世代ミニバンかつフラグシップモデルとなる。イノベーション、空間、柔軟性、スタイルの組み合わせを通じて、革新的な若いファミリー層に訴求する設計である。
なお、「カーニバル」は韓国仕様であり、世界市場では「Kia Sedona(セドナ)」として販売されている。新型「カーニバル」は、起亜自動車の国内市場となる韓国市場にて2020年第3四半期に発売され、その後、世界市場での販売開始を予定する。

ファミリー層をターゲットにしたミニバン
新たなミッドサイズプラットフォームに基づき、新型「カーニバル」は「Grand Utility Vehicle(グランド・ユーティリティ・ビークル)」として相応しいデザインに生まれ変わった。同ブランドの先代モデルならびにミニバンセグメントの競合他社モデル以上に上品で洗練され、広々とした空間を提供し、搭載機能の性能は向上した。SUVにインスパイアを受けた設計・デザインは、ドライバーを含めた乗員の安全を守り、車内で過ごす時間を楽しませつつ、運転支援システムなどの技術を搭載する現代的で新しいインテリア(内装)と調和が取れている。
インテリジェントなパッケージング(車のレイアウト・立体的な構築作業)にて3列あるいは4列シートのレイアウトに変更でき、最大乗員数7人・8人・11人が実現する。車内スペースの有効活用より、広いストレージスペースが確保でき、クラス最大の積載量となる。ファミリー層にとっては非常に実用的なオプションである。
商品部門長のトーマス・シュミエラ(Thomas Schemera)氏は、「カーニバル」について、ファミリー層にとって使い勝手の良い車であり、第4世代の新型モデルは全く新しい車であると言及する。また、先代モデルと比べて品質・汎用性・利便性は向上し、より快適で楽しい長距離・長時間移動が実現すると述べる。
生まれ変わった内装・外装
後方に伸びるAピラー(フロントピラー)と長いフードによりホイールベース(前輪軸と後輪軸との距離)は長くなり、キャビン空間は広がる。キャラクターライン(基本的形状を構成する線)は車体の長さに沿って形成され、大胆なホイールアーチと鋭いラインにて現代的かつ彫の深い造形となる。鼻隠し装飾が施されたダッシュボードは、シンプルかつ洗練された最先端の機能を兼ね備える。
デュアルディスプレイには、12.3インチのデジタルドライバーインストルメントクラスターと12.3インチのタッチパネル式インフォテイメント・ナビゲーションシステムが搭載され、インフォテイメント技術と触覚タッチ(ハプティックタッチ)の融合により、ドライバーは思い通りにコクピットを操作できる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
KIA
https://www.kianewscenter.com/