コンチネンタル、「UltraContact UC6」と「ComfortContact CC6」タイヤをインドで発売

インドの消費者のニーズと運転習慣に対応
コンチネンタルは、乗用車用の第 6世代タイヤである「UltraContact UC6」および「ComfortContact CC6」タイヤをインドで発売した。

同社によると、「UltraContact UC6」と「ComfortContact CC6」は、インドの消費者のニーズと運転習慣への深い理解に基づいて設計されており、より高い安全性、低騒音、高効率、頑丈なサイドウォール、燃費の向上、快適性の向上を目指している。

コンチネンタル・インド、タイヤ事業の責任者であるClaude d’Gama Rose氏は、新製品について次のように述べた。
「コンチネンタルは、プレミアムタイヤメーカーとして豊富な経験を持っている。我が社の主力製品であるUltraContact UC6とComfortContact CC6は、高いパフォーマンス、安全性、長い航続距離、快適性が、世界の顧客から信頼されている。インドで第6世代のタイヤを発売したことで、乗用車セグメントの製品は確立され、これにより、顧客は市場でプレミアム製品にアップグレードすることを選択できるようになった。」(Autocar Professionalより引用)

タイヤは、ウッタル・プラデーシュにある同社のモディプラム工場で生産される。

また、Claude d’Gama Rose氏は、コンチネンタルのローカリゼーション戦略の見解として、次のように述べた。
「我々は、インドにおいて製品のローカリゼーションを行うことに強く注力している。我が社の哲学である『‘in the market, for the market』は、製造バリューチェーン全体を補完するものであり、ドイツの技術を地元市場にもたらすことを実現する。」(Autocar Professionalより引用)

表面サイプの優れた排水で短い制動距離が可能
UltraContact UC6は、あらゆる面で「簡単な」選択と保証された品質を求める消費者にとって最適である。

このタイヤは、快適性や騒音レベル、航続距離、燃費に関して妥協することなく、ウェットとドライ両方の路面で非常に短い制動距離を示し、ウェット路面において完全にコントロールできるように設計されている。

安全性を高めるために、水チャネルの表面サイプにより、タイヤが路面に接する時に、水膜がトレッドパターンから迅速に導かれる。ウェットな路面では、タイヤの中心におけるアクアプレーニングのリスクが最も高くなる。このリスクを削減するために、特別に設計された排水エレメントが水をトレッド溝にすばやく排水するように配置されている。

また、パターン内のダイヤモンドエッジの面取り角度により、パターンの接地面積が最大になり、ブレーキ作動時に制動力がより均等に分散される。この面取りがないと、トレッドブロックが変形し、道路との接触で一部が失われる。

ウェットな路面で、ダイヤモンドエッジは、短い制動距離のために、トレッドブロックから水膜を取り除くワイパーとして機能する。さらに、適応性の高いグリップレベルと長い航続距離も特徴である。

UC6タイヤは、直径14~17インチのリムに使用可能で、より大型の乗用車モデルを幅広くカバーしている。

最適な燃料効率で長い航続距離
ComfortContact CC6は、優れた低騒音性、高い快適性、低い転がり抵抗を提供し、これらを組み合わせることで最適な燃料効率を実現している。

また、耐摩耗性を持った分子結合と連動し、安全のための優れたトレッド寿命も提供しており、これにより、ComfortContactの従来製品と比較して、はるかに長い航続距離を示している。

CC6タイヤは直径13~15インチのリムに使用可能である。

(画像はAutocar Professionalより)


▼外部リンク

Autocar Professional
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Motown India
https://www.motownindia.com/

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