グルーポ アントリン、米州での事業を強化

米州に2工場を開設
大手自動車インテリア部品のサプライヤーであるグルーポ アントリンは、部品納入先のニーズに適宜対応できる体制を構築して業界におけるプレゼンスを強化する目的で、今後数カ月の期間に新たな生産拠点を北米に開設すると発表した。

新たに開設する生産施設は、メキシコのトラスカラとアメリカのルイビルに拠点として、プラスチック部品、ヘッドライナー、オーバーヘッドシステムを生産する計画となっている。
事業買収で世界最大規模に
グルーポ アントリンは既に米州においてこれまで20年にわたり26ヵ所の工場を保有しており7,200人の従業員を抱えているが、新たに2拠点で工場を開設することにより、中国市場に続き世界で2番目に大きい米州の自動車市場においてさらにプレゼンスを強化していくことになる。

8月31日にグルーポ アントリンはマグナのインテリア部門を買収することにより世界最大級の自動車用インテリア部品のサプライヤーとなった。

この買収により同社のグローバルレベルでの年間売り上げは40億ユーロを越え、26ヵ国に161ヵ所ある工場で28,000人の従業員を雇用する企業規模となった。なお、同社において、米州での売り上げは全社売り上げの34パーセントを占めている。


▼外部リンク

グルーポ アントリン ニュースリリース
http://www.grupoantolin.com