Leoni、ウルグアイに新工場を開設
商用車および乗用車向けハーネスを生産
大手自動車用ケーブル部品のサプライヤーであるLeoniは、パラグアイの首都アスンシオンに近いサン・ロレンツォに新たな生産工場を開設した。この新工場では複数の自動車メーカーが生産する商用車および乗用車向けのワイヤーハーネス部品を生産する計画である。
同社のワイヤリングシステム事業部で米州地域担当の最高経営責任者であるMartin Gloesslein氏は次のように述べている。
「サン・ロレンツォの新工場は、われわれの米州における事業を成長させるために必要である。」(プレスリリースより引用)
1,200万ユーロの投資で1,000名を採用か
Leoniはメキシコとブラジルにおいて既に3カ所の生産拠点を保有しており、パラグアイの新工場で生産される製品はブラジルとアルゼンチンに拠点をもつ自動車メーカーに納入される予定である。同社はこの新工場開設にあたり、設備と建屋に1,200万ユーロの投資を行った。パラグアイに工場を開設した理由はコストおよび物流の優位性、豊富な労働力、また南米の関税同盟であるメルコスールによる優位性によるものである。
新工場は2016年1月時点で28,000平方メートルの敷地に10,000平方メートルの床面積をもつ生産施設であり、フル稼働時には1,000名の従業員が働くことになる。なお、既に量産は2015年初頭より開始されている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Leoni プレスリリース
https://www.leoni.com