ボッシュ、自動車メーカーと不動産事業の協力でスマートモビリティの未来を検証
自動駐車のインフラ整備に着手
ボッシュは、フォードモーターカンパニー、ベッドロックと共同で、ガレージ内を自動で運転・駐車できるスマートインフラストラクチャのデモプロジェクトを立ち上げていると8月27日に報告した。
ボッシュ、フォード、ベッドロックの協業
これは、米国のデトロイトで商業不動産開発を行っているベッドロックと、グローバルメーカーのフォードの協力により、ボッシュのテクノロジーとアプリに接続された駐車場構造と車両設計を行っている。ガレージに到着すると、ドライバーは指定された場所に車両を置き、スマートフォンアプリで低速マニューバ機能を使い、自動的に駐車。またピックアップエリアで同じようにスマートフォン操作で車両を受け取ることができる。
駐車場の効率的なスペース検知、自動パーキングによって、駐車場所有者は同スペースで20％増の車両収容を可能にするとしている。
未来のモビリティビジョンとなる効率性と安全性
フォードモーターカンパニーの最高技術責任者・Washington氏は、不動産とモビリティの接続は将来のビジョンに一致しており、駐車時間の削減だけでなく周辺地域と利用者の利便性が向上すると述べている。またベッドロックの最高責任者・Wilberger氏は、歩行者と周辺の安全性についても言及している。
同プロジェクトは、9月末までデトロイトのアセンブリテナントでプライベートデモとして行われる予定だ。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
ボッシュのプレスリリース
https://www.bosch-presse.de/