コンチネンタル、持続可能な高品質天然ゴムの生産と環境保護プロジェクトを公開
政府連携による持続可能な社会を目指す
コンチネンタルは、ドイツ連邦経済協力開発省 (BMZ) と協力し、インドネシアでの持続可能なゴム栽培、天然ゴム生成に着手していると8月27日に発表。デジタル化による小規模農家へのサポートを行っている。インドネシアで小規模農家のサポート
同社は政府と連携して、人と自然を保護する活動を行っており、インドネシアで持続可能なゴムの栽培方法、デジタル活用のトレーニングを実施。450人の小規模農家が参加している。プロジェクトは西カリマンタン州で、2つの国立公園がありユネスコの自然保護区に指定されている。自然保護に取り組みながら、天然ゴム栽培を推進し、小規模農家の収入改善・確保に貢献する。
ゴムの品質を維持するには、ゴムの木の選別や技術力など、本来は経験を必要とするが、同社ではトレーサビリティシステムを提供し、デジタルトレーニングを同時に行っている。
デジタル化によるゴム生産の一元管理
同システムは、登録地域がインストールされており、GPSによってゴムの生産地域を表示。生産エリアの生ゴムの量をチェック・予測でき、納入数量が一定数を超えると予測される場合に警告。採りすぎや違法な伐採を防止することができる。さらに生ゴムの配送、販売、配送システムの操作や記録などを一元管理できるよう、指導を行っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/