起亜自動車、UEFAヨーロッパリーグ決勝のOMBCの子どもに代替ソリューション

VRヘッドセットを用いて試合のボールを運ぶ体験を提供
起亜自動車が、UEFAと協力してドイツ・ケルンで開催されるUEFAヨーロッパリーグ決勝2019/20の公式マッチボールキャリア(以下、OMBC)の子どもに、VRヘッドセットを用いた代替ソリューションを提供したと、8月28日に発表している。

同社は昨年と同様に、開催国の子ども1人を決勝のOMBCとして選出し、試合中にボールを運んでもらうことを計画していたが、新型コロナウイルスの影響によって実現が難しくなった。

そのためVRヘッドセットなどの最新技術を活用して、スタジアムにマッチボールを仮想的に運んでもらう代替ソリューションを発案。360度カメラによって、実際にスタジアムでボールを運ぶ、バーチャル・オフィシャルマッチボール・キャリア(以下、VOMBC)の体験を提供した。

「ファンに力を与える」というビジョンのもとに展開
「ファンに力を与える」という同社のビジョンのもと、今回VOMBCに選ばれたのはアスペルガー症候群と、トゥレット症候群に苦しむ10歳のフットボールファン・ユストゥスだった。試合時には選手などとビデオ通話であいさつを交わし、ドイツの伝説的な選手であるミヒャエル・バラック選手がほぼ1日中同行した。

起亜自動車はUEFAヨーロッパリーグとのスポンサーシップの2シーズン目に入っており、新型コロナウイルスの影響による混乱の中でも、今回のような体験などをフットボールファンに提供し続けていく。

(画像はプレスリリースより)


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起亜自動車 プレスリリース
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