ブリヂストン、全米タイヤ安全週間にタイヤのメンテナンスの実施を推奨
新型コロナウィルスの影響で自家用車使用が増加
ブリヂストンアメリカスは、8月31日から始まった全米タイヤ安全週間における啓発の一環として、ドライバーにタイヤの安全とメンテナンスの実施を推奨している。米国タイヤ製造者協会(USTMA)が主催する全米タイヤ安全週間のイニシアチブ「Know Your Roll」は、今度の労働者の日や今年の残りの期間を通して道路を使用する際に、適切なタイヤのケアとメンテナンスについて、消費者に教えることを目的としている。
新型コロナウィルスの感染拡大により、旅行や毎日の通勤パターンが変化した。ハリス・インサイツ&アナリティクスによる最近の調査では、アメリカ人の多くが、年末までの間に、長距離旅行のために車を使用する計画であることがわかった。また、多くのアメリカ人が、現在の環境において、最も安全な交通手段は自家用車であるとみなしている。
ブリヂストンアメリカス、品質担当最高責任者であるChris Lasko氏は、次のように述べた。
「道路に直接触れる唯一の車両部品として、安全な旅を保証するためにタイヤが重要な役割を果たしている。タイヤの状態をチェックすることは、新型コロナウィルスが原因で最近の数か月間に車両の定期的なメンテナンスが遅れているドライバーにとって特に重要である。我が社では、すべてのアメリカ人に対して、家族や他人が道路上で安全でいるために、車両のタイヤをすぐに点検することを推奨する。」(プレスリリースより引用)
空気圧、位置交換、トレッドの深さをチェック
ブリヂストンは、タイヤの安全性は、3つの言葉「空気圧・位置交換・診断」で考えることができることをドライバーに示している。タイヤが道路に出られる準備ができているかを確認し、乗る人が安全に目的地に到着できるようにするために、これらの確認作業を勧めている。まず「空気圧」に関して、毎月、または長い旅行の前、そして普段よりも重い荷物を運ぶ時に、空気圧ゲージを使用して空気圧をチェックするべきである。
適切なタイヤ空気圧の情報は、車両のオーナーズマニュアルか、運転席近くの車両ドア枠についているタイヤ情報のプラカードに記載されている。
「位置交換」については、適切なタイヤの位置交換はタイヤの偏摩耗を防止する。タイヤは、自動車メーカーの推奨の通りに、または、5,000~7,000マイルの走行距離で位置交換しバランスを取る必要がある。
「診断」に関して、ドライバーはトレッドの深さをチェックして、タイヤが路面をグリップするのに十分なトラクションがあるかを確認する必要がある。
トレッドは、1セント硬貨で簡単に確認することができる。硬貨に書かれているリンカーンの肖像の頭からトレッドに差し込み、トレッドから頭が出ている場合はトレッドが浅くなっているので、タイヤの交換時期である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Bridgestone Americas Press Releases
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