ボルグワーナー、2020年年次サスティナビリティー・レポートを発表
企業の持続可能な取り組みを報告
ボルグワーナーは9月1日、2020年の年次サスティナビリティー・レポートを発表した。持続可能性への取り組みについて、これまでの成果と今後の戦略をまとめている。主力の環境問題について
レポートでは、主に「環境管理の問題」「社会的責任」「ガバナンス」「パフォーマンスデータ」などに分けて構成されている。その中で「環境管理の問題」について、昨年はターボチャージャー、排気ガス再循環システム、デュアルクラッチトランスミッション、制御モジュールなど、電気・ハイブリッド部品で収益の80%以上をあげている。
同社ではこれまでの需要から、2023年までに、ハイブリッド車と電気自動車の製品シリーズで収益の36%を生み出すことができると予測している。
社会的責任とガバナンス
「社会的責任」については、労働環境の改善に取り組んでおり、労働災害発生率は過去10年間で75%向上。世界の8拠点で3年間無事故を記録し、表彰を受けている。「ガバナンス」においては、サステナビリティ会計基準委員会のフレームワークと、グローバルレポーティングイニシアチブを設けて継続的に報告し、企業の透明性を図っている。
またサプライヤーが持続可能な最低限の基準を満たし、品質やパフォーマンス向上を目指すための評価プログラムなども立ち上げている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ボルグワーナーのプレスリリース
https://www.borgwarner.com/