グルーポアントリン、スペインのブルゴスにある本社に太陽光発電設備を新設

4年間で大幅なエネルギー節約とCO2排出量の削減
グルーポアントリンは、スペインのブルゴスにある本社に太陽光発電設備を新設したことを報告した。この設備は、建物のエネルギー需要を満たすために再生可能エネルギーの電力を生成する。

太陽光発電設備は、500キロワットの電力と、年間で698,400キロワット時の発電能力を備えており、今年の予測エネルギー消費量の18.36%に相当する。建物の屋上にあり、総面積は2,764平方メートルである。

このプロジェクトにより、グルーポアントリン本社での太陽光発電量は、年間1,249,976キロワット時に増加し、本社における1年間の電力消費量の33%になる。また、年間188.57トンのCO2排出量を削減する。

グルーポアントリンは、2007年に本社に最初の太陽光発電設備を設置した。2つ目の設備は、ブルゴスの企業Abasolによって開発された。現在、建物で消費されるエネルギーの3分の1は、完全に再生可能なエネルギー源から供給されている。

同社は、4年間で、本社を完全に環境にやさしい建物に変えることを目的として、本社のエネルギー効率を改善する計画を実施してきた。この計画により、大幅なエネルギーの節約とCO2排出量の削減が可能となっている。

改善には、照明システムでのLED技術の使用や、冷却塔での水の再利用などが含まれる。また、オフィスの空調を改善するための熱回収システムも設置されている。

環境責任を果たすための取り組み
このプロジェクトは、サステナビリティマスタープランで強調されているように、グルーポアントリンが、気候変動との戦いと低カーボン経済への移行に貢献するという、環境への取り組みの一環である。

グルーポアントリンは、こうした環境責任を果たすために、エネルギー効率の改善策を実施し、長年にわたり世界中の工場やセンターからの排出を削減してきた。

特に、インドにおいて、プネーマハラシュトラ、チャカン、チェンナイにある3つのセンターに太陽光発電設備を設置し、環境とエネルギーの認証を受けた工場の数を増やすことに取り組んでいる。

(画像はプレスリリースより)


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