HELLA、スズキに24GHzレイダーセンサー技術を提供
レイダーセンサー技術による運転支援システム
9月2日、HELLAは、24GHzレイダーセンサー技術を活用した運転支援システムがスズキ「Swift(スイフト)」および「Swift Sport(スイフトスポーツ)」に実装されると発表した。車両周囲の安全状況の確認
現在、スズキの新たなフラグシップモデルには、HELLA製の24GHzレイダーが搭載され、「Blind-Spot View Monitor(ブラインドスポットビューモニター)」「Rear Cross Traffic Alert(RCTA:リヤクロストラフィックアラート)」などの安全運転支援機能を兼ね備える。「ブラインドスポットビューモニター」は、車線変更時にドライバーの死角を監視し、他の車両を検知してドライバーに対して危険を警告する。一方、「リヤクロストラフィックアラート」は、駐車場から後退出庫時に周囲の車両を検知し、ドライバーに注意を促す。
HELLAジャパン代表取締役社長のロニー・チック(Lonny Chick)氏は、HELLAのレイダー技術は先進支援運転システムに不可欠であり、スズキと提携する機会を通じて、新世代の「スイフト」「スイフトスポーツ」向けに特殊な安全機能を開発するとコメントする。
また、スズキとの関係性を助長するうえで重要なステップとなり、日本の自動車市場においてHELLAの市場シェアを更に拡大できると述べる。
なお、HELLAのレイダー事業は約20年に亘り、リアアプリケーション向け24GHzレイダーセンサーの製造における先駆的企業である。技術の改善、グローバルマーケットリーダーの地位の強化に取り組み続け、2020年春から77GHz車載レーダーシステムの量産を開始した。
(画像はプレスリリースより)
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HELLA
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