ベントラー、シュロス・ノイウハウス工場の熱間圧延機に500万ユーロを投資

高品質のシームレスな熱間圧延チューブを製造
ベントラーは、ドイツのシュロス・ノイウハウス工場にある熱間圧延機の最適化に500万ユーロを投資したことを発表した。

この施設では、スチール/チューブ部門が高品質のシームレスな熱間圧延チューブを製造している。これは、圧延工場のプレマテリアルとして、または自動車・エネルギー・産業市場向けのチューブソリューションとなっている。

業務が再始動した後、工場の最終確認が8月に行われた。

ベントラー、スチール/チューブ販売および運用担当最高責任者であるChristian Wiethüchter氏は、「我々は、生産する地域に深くかかわっており、この投資は、シュロス・ノイウハウス地域への明確な取り組みとなる。」と語った。

エネルギー効率改善およびメンテナンスコスト削減
シュロス・ノイウハウスおよびパーダーボルン工場ネットワークの責任者であるThomas Michels氏は、近代化の利点に関して、次のように説明した。
「近代化の一環として、熱間圧延機の中核であるプッシュベンチを拡張し、新しいドライブを取り付けた。これにより、効率を大幅に向上させることが可能となり、平均のシフト出力が5%増加した。我々は、工場のエネルギー効率を改善し、メンテナンスコストも削減している。エネルギー効率が増加したことにより環境にもメリットがある。」(プレスリリースより引用)

250人以上の従業員が建設現場で働き、わずか35日間で改造が行われた。進行中の生産の中断を最小限に抑えるために、2019年から2020年の冬期休業中に大幅な近代化が実施された。

顧客および下流の圧延工場への供給は、建設期間全体を通して確保されていた。

(画像はプレスリリースより)


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