ボルグワーナー、OEMに最先端VTGターボチャージャーを供給
ハイブリッドと燃焼エンジン車両の両方に対応
ボルグワーナーは、クリーンで効率的な推進ソリューションにおけるグローバルなリーダーシップの役割を強化し、世界のOEMによる様々な車両モデルに、最先端可変タービンジオメトリ(VTG)ターボチャージャーを供給したことを発表した。VTGターボチャージャーは、出力の向上、排出量の削減、高温の機能など、現代のハイブリッドと燃焼エンジンにメリットをもたらす。
この新しい契約は、OEMとともにボルグワーナーの既存の事業運営を拡大し、一連の車両プログラムに提供するテクノロジーの範囲をさらに拡張する。
ボルグワーナー、エミッション・サーマル・ターボシステムズの社長兼ゼネラルマネージャーであるJoe Fadool氏は、次のように述べた。
「ボルグワーナーは、先進の製品を開発することで顧客を継続的にサポートし、自動車業界における進行中の変化、および排出量規制に対応する。ガソリンエンジン向けのVTGターボチャージャーなどの革新的な技術は、将来の排出量規制に対応する道筋となる。」(プレスリリースより引用)
厳しい条件下で優れた燃料効率、高い信頼性を提供
ボルグワーナーの新しいVTGターボチャージャーは、OEMの1.0リッターガソリンエンジンのために構築され、同時に排出量を削減しながら、必要とされるブースト圧力を提供している。同社の最先端ソリューションは、最大で摂氏980度の排気ガス温度に耐えることができ、厳しい状況においても信頼性の高い動作を可能にしている。
さらに、ボルグワーナーの先進テクノロジーにより、非常に低いrpmでの優れたレスポンスタイム、スムーズな電力配給、強化された燃料効率を実現している。
最新のVTGターボチャージャーは、ミラーサイクルを使用してエンジン効率を向上させるための有望なエンジンコンセプトを含む、現代のガソリンエンジンに適応することができる。
実際、VTGターボチャージャー技術は、この種のサイクルに最適なシステムであり、燃焼エンジン車両とハイブリッド車両向けとして非常に効果的である。さらに、この技術はディーゼルからガソリンエンジンへの移行をサポートする。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Borg Warner Press Releases
https://www.borgwarner.com/