マーレ、車載スマート空調システムを開発
新たなスマート空調システム
9月4日、マーレは、キャビンスペース用スマート空調システムを開発したと発表した。スマート空調システムにはセンサーが統合され、キャビン内(車内)および車外の空気質をリアルタイムにモニタリングできる。センサーによって空気中の微細粒子は取り除かれ、車内の空気は常にクリーンな状態となる。

小型かつ軽量、低コストの革新的コンセプト
スマート空調システムでは、HVAC(暖房・換気・空調)ユニットにセンサーが直接、統合される。センサーは、車内の空気および車外の空気に含まれる微粒子・微小粒子に即座に反応する。これにより、空調システムは汚染レベルの変化に迅速かつ正確に対応でき、適切な空気清浄を行い、車内の空気を常にクリーンな状態に維持できる。また、今回、マーレは、次世代の効率に優れる微粒子・微小粒子フィルターを開発した。フィルターのダスト抽出能力は高く、製品寿命期間中ほぼ一定の機能を発揮する。車外から取り入れる空気内の微細粒子、個体・固形粒子、有害ガス、環境臭を迅速に取り除かれ、車内の空気質は保たれる。
センサー統合型スマート空調システムでは、センサーによって車の走行に伴い排出される代表的な粒子(ブレーキダスト、ディーゼルすす、タイヤ破片など)が車内に取り込まれない。フィルターは、空調システムが汚れた外気に晒されることを防ぎ、コンポーネントを保護する。
(画像はプレスリリースより)
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