ビステオン、フォードの新型F-150に最先端HMIのデジタルクラスターを供給
高解像度グラフィックスによる最先端インターフェース
ビステオンは、フォードF-150にデジタルクラスターを供給したことを発表した。ビステオンのソリューションは、従来のゲージデザインを残しながら、最先端のHMIでインターフェースの大幅な強化を確立し、このモデルのコクピットを現代的な形状で改善している。また、道路や環境、天候の幅広い状況に、現実的なドライブモードを提供する高解像度グラフィックスを統合している。
F-150は北米と南米の盛況なピックアップ市場でも際立っており、ビステオンの12.4インチデジタルクラスターは、すべての乗員のために安全性と接続性を優先しながら、視覚的美学を次のレベルに引き上げるための、車内のユーザーエクスペリエンスに不可欠な要素を形成している。
ビステオンの複雑な自動車グレードシステムは、RightwareのKanziアーキテクチャによる先進ソフトウェアを提供している。強力なKanzi UIフレームワークは、F-150の従来のラウンドゲージ操作パネルを高品質な車両モデルに進化させ、フォードとビステオンの間のコラボレーションにより、最先端のユーザーインターフェースを実現する完全なユーザーエクスペリエンスイノベーションプラットフォームを提供した。
大規模なインフォメーションオンデマンドパネルを組み込んだソリューションは、F-150の選択可能なドライブモードに対応した、トラック固有のグラフィックスとアニメーション、オフロードデータの表示、ターンバイターンナビゲーションが含まれている。
AHU付きのスケーラブルなオーディオソリューション
ビステオンは、テレマティクスコントロールユニット(TCU)のプロバイダーとしてサポートも行い、TCUは、ロックとロック解除、スタートとキャンセル、空調、wi-fiのホットスポット、輸送会社のテレマティクスなど、リモートでの車両機能を可能にする組み込みモデムを提供している。また、F-150およびその他のグローバルなフォードモデルに向けて、フォードのSync 4インフォテイメントとシームレスに連動した、最新オーディオヘッドユニット(AHU)付きのスケーラブルなオーディオソリューションも提供している。
AHUユニットは、従来のソースからのオーディオを提供するだけでなく、車両固有のチャイム、エンジンサウンドエンハンスメント(ESE)、ネットワークインターフェースを備えたカスタマイズされた車両体験も提供し、トリムレベル全体でブランド化されたオーディオソリューションを実現している。
ビステオンの社長兼CEOであるSachin Lawande氏は、次のように述べた。
「新しいF-150の完全なデジタルクラスターは、ビステオンが大きな影響力を持っている収益性の高い市場セグメントにおける大きな進歩を表している。フォードの人気のあるトラックを先駆的なクラスター技術でサポートしてきたという誇るべき歴史を持って、ビステオンは、デジタルの将来に向けた業界の移行として、コクピットエレクトロニクス技術のためのベンチマークを設定した。そして、自動車の革新と設計の最前線における長期的なパートナーの地位を維持している。」(プレスリリースより引用)
ビステオンは、先進の2D/3Dグラフィックス、無線経由ソフトウェアのアップグレード、自動車メーカーの車両ネットワークの完全サポートを提供する専門知識を備え、自動車業界におけるクラスターの市場シェアのリーダーとなる直感的なアプローチを一貫して実証している。
そして、ビステオンは、長寿命、品質、信頼性を作り上げたフォードとの良好なビジネス関係を歓迎し、2000年以来、F-150のコクピットにおける革新的なドライバーインフォメーション技術を提供している。
(画像はプレスリリースより)
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Visteon Press Releases
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