デーナ、インドに新たな生産工場を建設予定

グローバル市場における電化能力の強化
9月10日、デーナは、グローバル市場における電化能力の強化を目的として、インド・プネにeドライブ技術の生産工場(4600平方メートル)を新設する計画を発表した。

インド拠点が有する現行の生産能力に電気モーター、インバーター、車載コントロールユニットが加わり、自社生産能力をもつ優先サプライヤーとして役割を果たす体制が整い、完全統合型の電気推進システム(e推進システム)を自動車市場のOEMに提供できる。

e技術におけるグローバルリーダーの地位強化
プネの生産工場では、「TM4」低電圧・高電圧電気モーター、インバーター、車載コントロールユニットを生産する。また、バスやトラックを含む電動車両アプリケーションメーカーに技術を供給する。なお、「TM4」は、デーナ、カナダ大手の電力会社Hydro-Québec(ハイドロ・ケベック) による合弁会社である。

デーナ・インド カントリー・ヘッド兼バイス・プレジデントのガジャナン・ガンデ(Gajanan Gandhe)氏は、自社のeパワートレインは完全なポートフォリオであり、電化製品メーカ拠点の拡大するネットワークに新拠点を設けることにより、世界中の顧客に対して重要なイノベーションをもたらせると述べる。

また、デーナが有するモーターおよびインバーター製造の専門性をインドにて拡大することによって、e技術におけるグローバルリーダーの地位を高めつつ、アジア太平洋地域など主要な成長地域にて電気自動車の導入を加速できると考える。

(画像はプレスリリースより)


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