ボッシュ、ビジネスの統合的デジタル化のためSAPとパートナーシップ契約

グローバルにつながる、発展するために
ボッシュは、事業のデジタル化とプロセス化を目的に、ビジネスソフトウェア開発のSAPと戦略的パートナーシップを締結したと9月9日に発表した。バリューチェーン全体の標準化、自動化を目指す。

SAPのビジネスソフトウェア
今回のパートナーシップにより、世界の自動車生産拠点とつながり、個別管理から統合的な管理へと移行する。

ボッシュのCDO・CTOであるBolle氏は、ドイツでデジタル化を推進するには、強力なパートナーシップが必要だと述べ、SAPのエンタープライズリソースプランニング(ERP)であるS/4HANAは、企業の大きな発展につながるとしている。

これをベースとして、Boschの内部デジタル化を推進することで、モビリティソリューション部門だけでシステムを一貫することができるようになる。

細分化された管理を簡略化・自動化
同社はエレクトロニクスを中心に様々なビジネス分野とプロセス、深い専門知識を有しており、S/4HANAによって作業の自動化、作業プロセスの効率化を図ることが可能になる。

それによりリアルタイム分析、最適化が迅速に行え、サプライヤーと顧客への信頼を獲得・維持するのに役立つ。また生産性の向上を促し、企業経営レベル、市場競争力などを加速すると意気込みを示している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ボッシュのプレスリリース
https://www.bosch-presse.de/