プラスチックオムニウム、VDLより水素貯蓄タンク開発・製造契約を獲得
水素貯蔵タンク7基の開発・製造契約
9月11日、プラスチックオムニウムは、オランダ企業VDLより水素貯蔵システムの開発・製造契約を獲得したと発表した。VDLはオランダの重量車メーカーであり、アイントホーフェン(オランダ・北ブラバント州)を拠点とする。モビリティの新しいフォームに重点を置き、オランダ自動車メーカーDAF(ダフ)と密に提携し、トラックにゼロエミッションドライブラインの装備を進める。
燃料電池大型トラックの実証プロジェクト「H2HAUL」の一貫
今回、プラスチックオムニウム、VDLは、水素貯蔵タンク(350バール、40kg)7基の開発・製造契約を締結し、2021年までにVDL製トラック向けの完全なシステムを供給する。 2021年の段階にて、VDLは、燃料電池大型トラックの実証プロジェクト「H2HAUL(Hydrogen Fuel Cell Trucks for Heavy Duty Zero Emission Logistics)」に対して、トラック4台から16台を提供予定である。
「H2HAUL」では、道路交通セクターにおいて、ゼロエミッション水素ベースのモビリティソリューションを展開する。欧州連合(EU)が資金提供するコンソーシアムであり、15パートナーが協賛する。供給インフラを確立しつつ、新3タイプの水素トラックを開発・検証・運用することを目的とする。
(画像はプレスリリースより)
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PLASTIC OMNIUM
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