コンチネンタル、CO2排出量削減に向けたマイクロサイトを立ち上げ
マイクロサイトの立ち上げ
9月10日、コンチネンタルは、マイクロサイト(通常のウェブサイトとランディングページの中間にあたるサイト)を立ち上げると発表した。現在、欧州では、メーカーに対して、新車新規登録された重量車のCO2(二酸化炭素)排出量および燃費をVECTOにて測定・モニタリング・報告することを義務付けている。
コンチネンタルのマイクロサイトでは欧州連合(EU)における有益な情報を提供し、重量車(HDV)用CO2排出規制、フリートオペレーター向けCO2排出量・燃費シミュレーションツール「VECTO」を掲載する。
重量車のCO2排出量・燃費をシミュレーション
気候変動に関する「パリ協定」の下、欧州議会は、2019年、初めて重量車に対するCO2排出規制を制定した。新たな排出規制では、2019年7月から2020年6月と比較し、重量車の平均CO2排出量を2025年までに15%、2030年までに30%削減することが求められる。欧州議会にて将来的な適用範囲の拡大が検討されているが、現行規制は、4×2および6×2、積載量16メトリックトン以上のトラックに適用されている。また、欧州議会は、排出量削減の目標値を満たすうえで、シミュレーションツール「VECTO」を導入した。
コンチネンタルは、新たなウェブサイトを通じて、フリートオペレーターに新規制に関する包括的な情報を提供する。また、車両が排出するCO2を削減するうえで、タイヤが燃費効率に極めて大きな影響を与えると訴求する。
(画像はプレスリリースより)
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