HELLA、キャリブレーションにホイールアライメント機能を拡張

より正確で効率的な測定を可能に
HELLAは9月10日、独自の新しいホイールアライメントキットを組み合わせたキャリブレーションを開発したと発表。システムはモジュール構造になっており、個々の要件に合わせることが可能だ。

測定にホイール調整機能追加
これは、Hella Gutmannの測定モジュール「CSC-ToolSE」の機能であるカメラ、レーダー、ライダーベースのドライバーアシスタンスシステムのキャリブレーションに、ホイールアライメント点検もできるよう拡張されている。

これにより、ホイールアライメント測定ができないワークショップでも、一般乗用車からトラックまで、専門家への相談なしにその場で修正することが可能になる。

正しいメンテナンスと安全のために
キットには、キングピン傾斜角、ステアリングロック装置、軸設定用のWebベースの支援ソフトウェアも付属されている。

タイヤの角度やキャンバー、キャスター、スプレッド、ドライビングアクスルアングル、トーインカーブを決定でき、最大22インチのタイヤサイズを持つ車両であれば、リフトプラットフォームも必要ない。

車両の正しい軌道はこれらのキャリブレーションの前提条件で、キットを使用することにより、自動車修理における「もしも」「でも」要素をなくす画期的なシステムだ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

HELLAのプレスリリース
https://www.hella.com/