コンチネンタル、特殊車両向けタイヤの名称を変更

新しい「TerminalMaster V.ply」
コンチネンタルは、「StraddleMaster+port」タイヤを「TerminalMaster V.ply」に名称を変更したと9月16日に発表。テスト検証を繰り返し、適応できる車両を拡大することになった。

安定性と正確性を確保
同タイヤは、主に港でコンテナを移動させるストラドルキャリア仕様に設計されていた。これを港湾だけでなく空港、産業部門にも領域を拡大することになり、名称を変えて統一される。

無人搬送車(AGV)、トラクター、サイドローダーなど空港で活躍する特殊車両は、低速で短距離を走行し、曲がる場合重い負荷がかかる。

TerminalMaster V.plyは、こうした条件でも安定した走りを提供し、あらゆる気象条件で正確な軌道を確保、緊急ブレーキがかかるときでも優れた牽引力を維持する。

また耐久性にも優れており、ダウンタイムを減らし効率的な運用が可能。トレッドパターンは低振動を実現する革新的なデザインとなっている。

複雑な層で耐久性に優れたタイヤ
同製品はクロスプライタイヤとラジアルタイヤの2つの優れたテクノロジーを組み合わせており、カーカスは最大20層の複雑な対角繊維で構成されている。

クロステキスタイルレイヤーは約30度の角度で配置され、サイドウォール層が補強されるため、突然の動きにも安定性と耐久性が向上する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/