ヒュンダイ自動車、新型コロナウイルス感染症による外出自粛より「ソープボックス・ライド」を開発

エンドユーザー向けの自動車組み立てキット
9月11日、ヒュンダイ自動車は、エンドユーザー向けの自動車組み立てキット「Hyundai Soapbox ride(ソープボックス・ライド)」を発表した。

「ソープボックス・ライド」は、ヒュンダイ自動車ヨーロッパテクニカルセンター(HMETC)にて開発・設計された。エンドユーザー向けの自動車組み立てキットであり、自宅にて家族・友人などと共に組み立てられる。

「おうち時間」が楽しめるアイデア
「ソープボックス・ライド」開発の背景には、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の感染拡大による外出自粛がある。

ヨーロッパの一部地域では教育機関の休校が継続されており、ヒュンダイ自動車は、モビリティプロバイダーとして、自動車に関連する何かにより、外出自粛中の親と子にとって「おうち時間」が楽しめるアイデアを提供したいと考えた。

それゆえ、「おうち時間」が楽しくなるプロジェクトを立ち上げ、自宅にて家族・友人と過ごす時間がより有益で価値ある時間になるアイデアとして「ソープボックス・ライド」の開発に至った。

簡単かつ明瞭な組み立て
「ソープボックス・ライド」は、直線と幾何学形状が特徴的な「コンセプトカー45」、独自のデザイン言語「Sensuous Sportiness(センシュアス・スポーティネス)」からインスピレーションを受けている。

「ソープボックス(モーターレスの重力推進車)」デザインに基づき、ボディは45度の角度で緩やかに傾斜し、幾何学形状でくさび型シルエットが特徴である。

また、材料は木材と金属棒となり、ネジブランケットとネジにて結合する。エンドユーザーが組み立てるゆえに実現可能性に重点が置かれ、設計・組み立ての複雑性は排除され、一般的なホームセンターにて手頃な価格で簡単に入手できる材料が用いられている。

(画像はプレスリリースより)


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HYUNDAI
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