コンチネンタル、バイク用タイヤの特殊コーティングテクノロジーを紹介
Conti Attackに採用された製造プロセス
コンチネンタルは、タイヤのコーティングにおける、独自のTractionSkinテクノロジーについて9月18日に発表している。ユーザーのライディングパフォーマンスを上げる製造を実現した。離型剤なしの特殊加工
通常、タイヤ製造のプロセスは、材料を統合して加硫が行われ、離型剤でコーティングされる。これは金型から外れやすいというメリットがあるが、離型剤の残留物がタイヤの表面に付着し、使用時に危険があるため取り除く必要がある。使用しても、離型剤が摩耗するまでには数キロメートルかかることがあるという。
同社のモーターサイクル用タイヤ「Conti Attack」は、TractionSkinテクノロジーによる特殊コーティングを行っている。離型剤を必要とせず、スムーズに型から外すことができる。
同タイヤのユーザーは、残留物を取り除く必要がなくなり、初めの1キロメートルの走行から、快適な走りとパフォーマンスを実現できる。
新しいタイヤのパフォーマンス
同社のオートバイタイヤ・テクニカルマスターサービスのVolker Plett氏は、ライディングスタイルや道路状況で異なるが、初めの160キロメートル程度は、ゆったりとしたクロスカントリールートで走行するようにアドバイスを行っている。タイヤの加硫からオートバイの運転条件に適応するまでには、適度な負荷を均一に行うことが必要だという。スピードの出し過ぎや急ブレーキ、極端な傾斜での使用は避けたいと説明している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental-tires.com/