エスケイエフ、トゥウェンテ大学と最先端の技術センターを開設

ベアリングの故障メカニズムと製品寿命予測などを研究
エスケイエフは、30年以上にわたり協力してきたオランダのトゥウェンテ大学とともに、転がり軸受のグリース潤滑に関する、SKF大学技術センターを開設したことを発表した。

エスケイエフの上級科学者であるPiet Lugt教授は、「産業用ベアリングの約80%がグリース潤滑を行っている。潤滑グリースの特性と動作、用途を深く理解することには明確なメリットがある。」と語った。

エスケイエフは、世界中の主要な技術大学と数多くの提携を行っている。

Lugt教授は、トゥウェンテ大学で、ベアリングの故障メカニズムと製品寿命予測に焦点を置いた研究と教育を行っており、この2つの重点分野は、ベアリングのユーザーにとって、機械のより良いパフォーマンスを得ることのできる分野である。

製品寿命を延ばし、持続可能な社会に貢献
SKF大学技術センターのディレクターであるDik Schipper教授は、次のようにコメントしている。
「ここ数年のトゥウェンテ大学での研究により、ベアリングにおける潤滑の役割への理解が深まっている。この知識により、我々は、エネルギーのロスを削減し、グリース潤滑で製品寿命を延ばすことで、より持続可能な社会に貢献することができる。」(プレスリリースより引用)

また、Lugt教授は、次のように説明した。
「ベアリングは厳しい環境で使用されることが多く、様々な速度や負荷と組み合わされて、グリースに追加の要求が課せられる。顧客が、自分の機器のグリースが環境のどのように影響するかを誓いすることによって、機器の寿命を延ばすことができる。」(プレスリリースより引用)


(画像はプレスリリースより)


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SKF Press Releases
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