シェフラー、「Robert Bosch Automotive Steering GmbH」との開発パートナーシップ
iRWSポートフォリオの拡大
9月21日、シェフラーは、インテリジェントリアホイールステアリング(iRWS)ポートフォリオの拡大を目的として、「Robert Bosch Automotive Steering GmbH(以下Bosch Automotive Steering)」と開発パートナーシップ契約を締結すると発表した。シェフラー、Bosch Automotive Steering(ボッシュ・オートモーティブ・ステアリング)の2社は、開発パートナーシップを通じて、リアホイールステアリングシステム向けの統合ソリューションを提供し、市場成長を目指す。
乗り心地や安全性の向上
ステアリングコントロールユニットを開発するうえで、開発パートナーシップのもと、シェフラーはメカトロニックiRWSシステムを提供する。一方、ボッシュ・オートモーティブ・ステアリングは、ソフトウェアおよびエレクトロニクスを寄与する。シェフラー オートモーティブOEM最高経営責任者のマティアス・ツィンク(Matthias Zink)氏は、2社の強みを融合することによって、インテリジェントシステムの実現が可能となり、顧客に対して優れた付加価値をもたらすとコメントする。
同社は、2015年に「インテリジェント・アクティブ・ロール・コントロール(iARC)」を発売した。メカトロニックiRWSユニットは、乗り心地や安全性を改善する。
リアホイールがフロントホイールと反対方向に旋回することによって旋回半径は軽減し、狭いスペースでの機動性が大幅に向上する。また、リアアクスルの補助ステアリング操作は、ハンドリング操作・安定性・乗り心地を高め、安全性が改善される。
(画像はプレスリリースより)
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