「コンチネンタル、オスラムとの合弁会社の解散決定
合弁会社の解散
9月23日、コンチネンタルは、同社の執行委員会にて、オスラムとの合弁事業廃止が決定されたと発表した。なお、コンチネンタル、オスラムは、2018年に株式保有が同率(50%)、車載インテリジェント・ライティングシステムに特化した合弁会社「オスラム・コンチネンタル(OSRAM Continental GmbH)」を設立した。今年末までに合弁会社解散に関する決議が行われ、解散となるが、解散後も2社のパートナーシップは継続するという。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響
今回の決議により、合弁会社「オスラム・コンチネンタル」は解散となる。合弁事業廃止の背景には、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の感染拡大による自動車生産の縮小、経済危機がある。外出自粛、ロックダウンなど感染拡大の影響を受け、世界の自動車生産台数は大幅に減少し、現在、市場状況は厳しい状況となっている。コンチネンタルは、2025年までに世界の自動車生産が2017年レベル(新型コロナウイルス感染症の影響前)に回復する見込みはないと考え、合弁会社の利益ある成長は実現しないと判断した。現在、2社は、14拠点1500人の従業員を含め、各社から提供された資本・資産の配分に関する協議中であり、今年末までには決定されるという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Continental
https://www.continental.com/