NTN、パリの「EQUIP AUTO 2015」でシルバートロフィーを受賞

燃費改善とハンドル操作性などに貢献
大手自動車用ベアリングのサプライヤーであるNTNは、10月にフランスのパリで開催された自動車部・整備機器展「EQUIP AUTO 2015」において、同社が開発した「プレスコネクトスプライン・ハブジョイント」が、OEM・新技術部門のシルバートロフィーを受賞したと発表した。

この製品は、大幅な軽量化により自動車の燃費向上やCO2排出削減に貢献するほか、スプライン連結部にすき間をなくしたことで、乗り心地やハンドル操作性が向上することなどが評価され、今回の受賞につながった。
OEM・新技術部門で獲得
NTNの「プレスコネクトスプライン・ハブジョイント」は、独自のプレスコネクト方式を適用することで、大幅な軽量化を実現したスプライン連結部にすき間のないハブジョイントであり、等速ジョイントと3世代ハブベアリングをボルト締結することにより、自動車の生産ラインで従来と同様の組み立て工程が可能な構造を実現している。

「EQUIP AUTO」ではOEM・新技術部門、補修部品部門、コネクティビティ部門、サービス部門、補修設備部門の5つのカテゴリーに数百社から応募があった中、NTNは、OEM・新技術部門のシルバートロフィーの受賞企業として選定された。

「EQUIP AUTO」は、自動車アフターマーケットにおけるフランス国内最大規模の展示会である。そして隔年開催ごとに、5つのカテゴリー別に最も優れた新技術に対してイノベーションアワードを設定し、ゴールド、またはシルバーの各賞に選定された企業を会期中に表彰している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NTN プレスリリース
http://www.ntn.co.jp