ヒュンダイ自動車、人工知能開発を加速させるためTomaso A. Poggio氏らを採用

アドバイザリーグループとともにAI分野の開発へ
ヒュンダイ自動車が、人工知能開発を加速させるため世界的に有名なAI学者であるTomaso A. Poggio氏とDaniela L. Rus氏(以下、総称して「両氏」)を採用したと、9月24日に発表している。

同社はAI分野における専門家で構成される諮問グループ「AIテクノロジー・アドバイザリーグループ」を作り、新しいAIベースのテクノロジー戦略や、ビジネスチャンスの計画やグローバルな研究組織の設立などを進める方針だ。

そこで同グループとともにAI分野の開発を進めてもらうため、両氏を採用。AI技術研究における専門知識を広げ、将来の車両開発における競争の激化に対応できるようにしていく。

AIアプリケーションなどの分野の世界的な第一人者
Tomaso A. Poggio氏は、マサチューセッツ工科大学のコンピューター科学人工知能研究所のメンバーであり、ニューラルネットワーク研究やAIアプリケーションの分野の世界的な第一人者となっている。

また、Daniela L. Rus氏は人工知能研究所(CSAIL)のディレクターなどを務めており、人間の生活改善に向け、様々な形態のロボット工学と自動運転を研究してきた人物だ。また、アメリカのマッカーサー基金からはマッカーサーフェローシップの受賞者に選ばれており、今年4月にはアメリカ科学技術委員会の委員会メンバーにも任命されている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ヒュンダイ自動車 プレスリリース
https://www.hyundai.com/