コンチネンタル、車内インテリア表面材の歴史を紹介

125年の歴史と発展
コンチネンタルは9月24日、同社が取り組んできた車内インテリアの歴史について紹介している。1895年にAcellaブランドとして125年間進化を続けている。

照明技術を組み合わせた表面材を開発
Acellaが近年開発した車内インテリア表面材は、バックライトの照明技術を組み合わせ、環境や状況に応じて色を変化させることで、ドライバーへの注意を行い、安全に寄与することができる。

素材は低臭気・低ガス排出の人工皮革で水性ラッカーのみを使用、無溶剤のバイオベースで製造することができ、再生プラスチックをテキスタイルの裏面に使用し、環境にも配慮している。

軽量で燃料消費を削減するほか、耐久性にも優れており、用途に合わせたカスタマイズが可能、コンチネンタルの中核をなす事業の1つとなっている。

1895年から人工皮革に取り組む
同社の表面材は1895年、人工皮革を使用し商標登録された。低温と経年変化の耐性が高く、Acellaブランドとして家具や室内装飾、鉄道車両の内装など様々に使用され、1920年代にはトップセラーとなった。

第二次世界大戦後は、映画館の室内インテリアにも採用され、需要が高まった。1970年代にはさらに需要が増え、表面材のパイオニアとして技術開発をリード。

その技術力が今日にも受け継がれ、テクノロジーを取り入れた車内インテリアの開発が続けられている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/