ヒュンダイ自動車、「北京オートショー2020」で「RM20e」を初公開

“レーシング・ミッドシップ”リアドライブ・モデル
ヒュンダイ自動車は9月25日、「北京オートショー2020」において「RM20eレーシング・ミッドシップ・スポーツカー・プロトタイプ」を同日に初公開したと発表した。

同社は、Nプロトタイプモデルの「レーシングミッドシップ」リアドライブ、ミッドシップパワートレイン構成、基本設計を示す新たな「RM」Nプロトタイプ・モデルを公開。極慣性モーメントが小さいことから、理想的なハンドリングバランスと俊敏性を実現する。

この「RM」プラットフォームはあらゆる速度と運転条件において、路面状態との優れた接地性を確保できているか検証する「ローリングラボ」を促進。将来のNモデルの改善点を見つけ、効果的なパフォーマンス向上につなげていく。

3秒未満で0kphから100kphまで加速
「RM20eレーシング・ミッドシップ・スポーツカー・プロトタイプ」は、960Nm(708lb.-ft.)ものトルクとなる596kW電気モーターによって、3秒未満で0kphから100kphまで、9.88秒で0kphから200kphまで加速が可能だ。

ミッドシップベースのモーター配置とリアドライブレイアウトにより、このレベルの加速に必要なトラクションを実現。レースカーのようなレベルのパフォーマンス、バランス、ブレーキング、グリップ性能が揃うことにより、ドライバーに優れた静音性や応答性とロードゴーイング機能を提供する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ヒュンダイ自動車 プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/3149