ヒュンダイ、カスタムレーシングにTCRシリーズを拡大

ヒュンダイのTCRの拡大
ヒュンダイは、モータースポーツのカスタマーレーシングに既存のTCRにElantra N TCRを追加したと9月28日に発表した。ヨーロッパ各地のサーキットテストで5,000 kmを完了しており、スプリントと耐久性が向上している。

TCRのパフォーマンスを大幅に向上
今月北京のモーターショーで発表されたElantra N TCRは、好評だったi30 N TCRに続くモデルで、安定した高性能シャーシとセダンのボディ形状を最大限に活用し、設計を最適化していった。

またエンジニアチームは、i30 NTCRとVelosterN TCRから得た知識と、2年以上にわたるレーシング実績から得た専門知識を応用し、可能な限り既存の車を改良。

TCR規制の顧客重視に完全に適した前輪駆動、2リッターターボチャージャーエンジン搭載、TCRと同じ6速、パドルシフトを使ったギアボックスを使用している。

長年の地道な改革
エンジニアチームは、ヨーロッパの多くの土地で走行を行いながら、フィードバックをもとにスプリントパッケージと長距離パッケージの両方を並行して開発していった。

テストは今後数か月続行し、2020年末までに世界中の顧客に出荷される。ヒュンダイモータースポーツチームは、シリーズを強化するためグローバル視野でのプロジェクトを計画していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ヒュンダイのプレスリリース
https://www.hyundai.com/