ZF、「ZF SACHS MICRO MOBILITY」を完全子会社に

合弁事業の買収
10月1日、ZFは、合弁会社「ZF SACHS MICRO MOBILITY」株式を全株取得し、100%子会社化すると発表した。

マイクロモビリティ市場に対応
「ZF SACHS MICRO MOBILITY(ザックスマイクロモビリティ)」は、ZF、BMZ Batterien-Montage-Zentrum GmbH(以下BMW)、Gustav Magenwirth GmbH & Co. KG(以下MAGURA)、BrakeForceOne GmbH(以下BFO)4社による合弁事業である。

4社は合弁会社を設立し、成長するeモビリティ(電気自動車)市場への参入、新技術の促進を目指した。

2019年、ZFは、BFO保有のZF SACHS MICRO MOBILITY株式を全て獲得している。今回、BMW、MAGURAの2社は全所有株式をZFに譲渡し、ZFの完全子会社化する。株式譲渡後も2社は、「ZF SACHS MICRO MOBILITY」のパートナーおよびサプライヤーであり続けるという。

ZFインダストリアル・テクノロジー事業部シニア・バイス・プレジデントのダニエル・ハーター(Daniel Härter)氏は、成長するマイクロモビリティ市場における拠点の統合・拡大、専門性の融合・強化を目的として、合弁会社株式を全株取得し、買収したと説明する。

また、新たな組織にて、ZF SACHS MICRO MOBILITYは独立化し、市場における迅速性・柔軟性が増すと述べる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ZF
https://press.zf.com/press/en/releases/release_19904.html