フェデラルモーグル、タイ企業と提携し自動車部品販売を拡大

タイの小売販売店を12店舗に
フェデラル・モーグル・ホールディングスの一部門であるフェデラル・モーグル・モーターパーツは、タイのLoxley Public Companyとの合弁契約を締結したことを発表した。

契約では、フェデラル・モーグル・モーターパーツが、合弁会社の株式の過半数を所有し、Loxley Public Companyの自動車部品販売代理店であるParts Zoneの業務管理を行うこととされている。追加条件は明らかにされていない。

合弁会社は、バンコクに拠点が置かれる。

Parts Zoneは、現在、タイに4つの小売販売店(タイ北部のチェンマイに1店舗、タイ南部スラタニに1店舗、バンコクに2店舗)を保有しており、合弁事業の一環として、販売店数は12店舗にまで拡張されることが計画されている。

関係者のコメント
フェデラル・モーグル・モーターパーツの最高経営責任者(CEO)であるDan Ninivaggi氏は、次のように述べている。
「アジア太平洋地域における我が社の物流フットプリントの戦略的展開において、Parts Zoneは、タイとアジアの広い地域におけるプレミアムブランド製品の主要なプラットフォームとして機能します。我々は、この地域における我が社の継続的な成長のための中枢として、我々の拡大した存在感を示し、2015年の終わりまでにASEAN経済共同体(AEC)が予想する生産を提供したいと考えています。」(プレスリリースより引用)

また、Loxley Public Companyの代表取締役副社長であるSuraphand Bhasitnirandr氏は、次のようにコメントした。
「タイにおけるParts Zoneの存在感を構築するために、フェデラル・モーグル・モーターパーツと販売代理店の提携ができることを楽しみにしています。この合弁会社によって、現在1320万個というタイの自動車部品市場のニーズを満たすことができるでしょう。」(プレスリリースより引用)

様々な販売代理店と提携
Loxley Public Companyは、1939年に設立されて以来、公共インフラ、通信、エネルギー、情報技術、消費者向け製品やサービスに関連する幅広い事業を展開している。

また、独自のシステムや製品を開発するだけでなく、国際的に実績のある製品や技術を持つ販売代理店とのジョイントベンチャーも行っている。


▼外部リンク

Federal-Mogul Press Release
http://investor.federalmogul.com