ZF、WABCOの技術を組み合わせたインテリジェント商用車両のプロトタイプを発表
イベントでイノベーションを発表
ZFは、WABCOの買収により、インテリジェントな商用車を実現するための製品およびシステムポートフォリオの開発を加速、10月6日にZFフォーラムのデジタルプレスイベントで、システムの展示が行われた。省エネと自律型カップリング機能
ZFでは、WABCOの先進運転支援システム、燃料効率システムを、同社の持つ技術に統合し、CO2削減目標を掲げるEUの規定に準規したトラック、バス、トレーラーなどの製品ポートフォリオの開発を進めている。その中で自律型トレーラーカップリング機能と、省エネトラックなどのプロトタイプが発表された。
トラックは軽量設計、空力を活かしたシャーシスペースと組み合わせており、バッテリーや燃料電池にも柔軟なCeTrax電動セントラルドライブキットを生産。
トラックのハイブリッド変換で、最大で16%の燃料消費削減、Eトレーラーでは、騒音レベルとブレーキの摩耗が減少するという。
また、業界初となる完全自動化されたカップリングアシスタントを発表。もう1つの「AdvancedReversing Assist」は、トラック用にさらに強化されたリバースアシスト機能だ。
車の安全性が向上
どちらも事故のリスクを軽減し、操作の安全性と効率を向上させ、業務に関連する時間遅延と修理コストのリスクを軽減する。さらにWABCOのソフトウェアを活用した運転制御、ZFの人工知能技術による仮想ドライバー向けの自動運転の開発も行っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ZFのプレスリリース
https://press.zf.com/press/en/releases/release_19968.html