コンチネンタル、フォルクスワーゲンのIDシリーズにHPCと高機能モジュールを提供
車載アプリケーションサーバー1(ICAS1)
コンチネンタルは、フォルクスワーゲンの新しい電気モデル「ID.3」に、高性能コンピューターを活用した車載アプリケーションサーバー1を供給すると10月7日に発表。電子アーキテクチャ分野に革命をもたらす。テクノロジーでつながるVWID.3
同製品は、ハイパフォーマンスコンピューター(HPC)で、電気駆動システムに基づくすべての車両において中心的なコンポーネントだ。サーバーは、中央のデータハブと、車両とデジタル世界の間の接続ポイントになり、アプリケーションの更新標準化、サードパーティーとの統合も可能で、ルート計画や充電ステーション検索などもワンタッチで行えるようになる。
また、充電ポイントでケーブルを差し込むと、登録情報を認識し、契約に基づいた方法で自動決済ができるシステムも開発。この機能は2021年から利用が可能になる。
ブレーキ部品、タイヤの提供で耐久性アップ
さらに、電動パーキングブレーキ機能を備え、耐用年数の高いドラムブレーキ、熱管理を行うブレーキホース、環境に配慮された冷却ヒートポンプ、安全装置、摩耗とエネルギー消費を抑える同社のタイヤも提供。これらのモジュールにより、EV車のバッテリーの耐久性が向上する。フォルクスワーゲンのIDシリーズに順次採用される予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/