エスケイエフ、過酷な使用状況に最適なLincoln SL-6インジェクターを発売
ダンプトラックや掘削機、建設機械などに最適
エスケイエフは、過酷な使用状況における生産性の向上を実現したLincoln SL-6インジェクターを発売した。これは、厳しい極圧(EP)グリースであっても卓越した漏れ防止と耐用年数を備え、使いやすさと簡単なメンテナンスを念頭に置いて設計されており、既存のシングルラインポンプシステムに簡単に後付け可能である。
エスケイエフのプロダクトマネージャーであるJordan Butler氏は、次のように述べた。
「生産性へのニーズが高いことと、短いメンテナンス時間、計画外の停止に対する許容度の低さによって、潤滑性能は、機械性能の重要なカギである。信頼性の高い潤滑ソリューションは、投資した稼働時間を確保するために必要である。」(プレスリリースより引用)
簡単メンテナンス、注油の時間削減で生産性向上
SL-6のイノベーションは、ダンプトラックや掘削機、その他の採掘および建設機械など、設計提唱の過酷な使用環境をサポートすることに重点を置いている。クイックメンテナンス機能には、目立つ赤いインジケーターピン、必要なのは基本的な工具のみという調整ネジ、作業スペースを最大化する6角形のボディが含まれており、取り扱いと作業が容易になっている。
また、最適な効果を生む潤滑のために、ベント速度はどの競合他社よりも迅速になっている。これは、デイジーチェーン効果によるもので、各インジェクターがベントを終了するとすぐに、メインラインからグリースを消費し、次のインジェクターがサイクルを完了するのに役立つ。
改良されたシーリングは、潤滑油バイパスのリスクを低減させる。もし故障が発生した場合、インジェクターの閉じた構造のチャネルが、潤滑剤とベアリングにバイパスする。その後、2つのコンポーネントを交換するだけで修理が可能である。
前述のJordan Butler氏は、自動潤滑の利点について次のように説明した。
「手動で注油すると余分な時間がかかり、機械を停止することもある。そして、必要のない初期の過剰注油と、時間の経過とともに損傷となる過少注油の間で変動する傾向がある。SL-6インジェクターとLincoln潤滑システムは、顧客が生産性の向上に向けて大きな一歩を踏み出すのに役立つ。メンテナンスが少なく、手動で注油する時間を削減するうえに、グリースの消費量が減り、コンポーネントの寿命が延びるため、顧客はすぐに投資の見返りを得ることができる。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
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