マグナ、電気自動車「フィスカー・オーシャンSUV」生産契約を締結
エンジニアリングおよび製造における提携
10月15日、マグナは、従来の自動車メーカーおよび新規参入者を支援する戦略方向性の一部として、アメリカの電気自動車メーカー「Fisker(フィスカー)」と契約を締結し、SUVタイプの新型EV(電気自動車)「Fisker Ocean SUV(フィスカー・オーシャン)」向け共有・製造協力プラットフォーム用フレームワークを提供すると発表した。これにより、最初のうち、同社が、ヨーロッパ市場における「フィスカー・オーシャンSUV」を独占的に生産する。フィスカーは、2022年第4四半期より生産を開始する予定である。
独自の競争力確立とポートフォリオの拡大
今回の契約により、フィスカーは、マグナの電気自動車アーキテクチャーを活用できる。「フィスカー・オーシャンSUV」には、「Fisker-Flexible Platform Adaptive Design (FF-PAD)」と組み合わせたマグナの電気自動車アーキテクチャーが採用され、軽量アルミニウム集約型プラットフォームが実現する。マグナ最高技術責任者スワミー・コタギリ(Swamy Kotagiri)氏は、持続可能な製品におけるフィスカーとの提携を光栄に思い、提携を通じてもたらされる付加的な機会に期待しているとコメントする。
また、マグナの戦略において好例となり、未来のモビリティニーズに応じて拡張するうえでマグナの強力なポートフォリオを活用し、自動車工学および生産能力を利用すると説明する。
今回の契約締結は、マグナをはじめ、特に、電化製品の拡大を目指している新たなモビリティプレイヤーおよびOEMにとって、独自の競争力となるという。マグナのポートフォリオは拡大し、未来のモビリティニーズを満たす。
(画像はプレスリリースより)
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