ZF、商用車フリート向け燃料管理ソリューション「TX-FUELBOT」を導入
高度なエネルギー管理
10月20日、ZFは、商用車フリート向け燃料管理ソリューション「TX-FUELBOT」を導入すると発表した。「TX-FUELBOT」は非常に革新的なリアルタイムなビッグデータおよび分析ベースツールであり、フリートに対して高度予測の燃料管理ソリューションを提供する。これにより、ヨーロッパの長距離輸送セクターは、スマート化された給油をもって、高度なエネルギー管理に一歩近づく。
商用車フリートの燃料コスト縮小化
「TX-FUELBOT」は独自の革新的なビッグデータ&分析ベースの予測燃料管理ツールであり、商用車フリートの燃料コスト縮小化に特化する。あらゆるサイズのフリートにて利用可能となり、フリートにおいて最重要なコスト要因である燃料コスト問題を解決する。年間最大9%の直接的な燃料コスト削減の機会を創出し、道路輸送・道路交通を根本的により効率化させ、より環境に優しく安全にする。
また、「TX-FUELBOT」は、ZFが2020年5月に買収した商用車技術サプライヤーWABCO(ワブコ)の「Transics」ブランドのもと発売される。WABCOフリート管理システムとして発売されるが、近い将来、サードパーティ製ソフトウェア向けの完全統合ソリューションとして提供予定となっている。
トラック・テレマティクス、プランニング・ルーティングシステムより情報、ヨーロッパの燃料ネットワーク全体より燃料価格を取得し、フリートの燃料効率を次の段階に進ませる。すでに「Transics」Fleet Management Systems (FMS)として利用でき、燃料費が大半を占めるフリートの年間総支出の推定21%削減を目標とする。
(画像はプレスリリースより)
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ZF
https://press.zf.com/press/en/releases/release_20609.html