ヒュンダイ自動車、「レッド・ドット・デザイン賞」3賞受賞
世界的に権威あるデザイン賞の3賞受賞
10月22日、ヒュンダイ自動車は、「2020 Red Dot Design Awards(レッド・ドット・デザイン賞)」において、Mobility & Transportation部門「Best of the Best」を含む3賞を受賞したと発表した。レッド・ドット・デザイン賞の3賞受賞により、ヒュンダイ自動車のグローバルデザインにおけるリーダーシップが再確認された。
グローバルデザインにおけるリーダーシップ
レッド・ドット・デザイン賞は世界的に権威あるデザイン賞であり、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター(Design Zentrum Nordrhein Westfalen)主催の国際的なデザインコンテストにて、優れたプロダクトデザインに対して贈られる。今回、Mobility & Transportation(モビリティ&トランスポーテーション)部門では、EV(電気自動車)コンセプトモデル「Prophecy(プロフェシー)」に「Best of the Best」が授与された。「プロフェシー」は、韓国自動車メーカーコンセプトカーにおいて、初の「Best of the Best」受賞を達成した。
合わせて、EVコンセプトモデル「45」、燃料電池商用トラックコンセプト「Neptune(ネプチューン)」は、Design Concept(デザインコンセプト)部門にて「Winners」を獲得した。
特に、「45」は、2019年の公開以降、世界3大デザイン賞「Red Dotデザイン賞」「IDEAデザイン賞」「iFデザイン賞」を受賞している。なお、「プロフェシー」「45」は、ヒュンダイ自動車の電気自動車専用ブランド「IONIQ(アイオニック)」に属する。
人間と自動車における強い感情的つながり
「プロフェシー」は、明確なビジョンをもち、純粋な空力設計(空間力学設計)を包含するEVコンセプトであり、ヒュンダイ自動車の最新デザインアイデンティティ「Sensuous Sportiness(センシュアス・スポーティネス)」を表現する。美的調和と機能性が組み合わさる原初的なデザインによって新しいEVアーキテクチャが定義され、ロングホイールベースとショートオーバーハングを活かし、「Ultimate Automotive Form(究極の自動車フォーム)」を作り上げる。
また、「45」は「Frankfurt Motor Show 2019」にて初公開された。車両電化、自律走行機能、スマート設計に特化し、モノコックボディ(構造)、1920年代の航空機に着想を得た空力的で軽量なデザインが採用されている。フロントおよびリアは45度に傾斜し、ひし形のシルエットが作り出される。
(画像はプレスリリースより)
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