コンチネンタル、センサーパイオニアAEyeに投資しLiDAR市場をリード

LiDARテクノロジーの加速
コンチネンタルは、LiDAR(ライダー)のパイオニア・AEyeの少数株主となる合意署名が行われたと10月27日に発表した。安全運転支援、自動運転分野のLiDAR技術で市場をリードしていく。

AEyeの長距離LiDARシステム
今回の合意により、両社は共同で自動運転向けの高性能長距離LiDARを開発する。

コンチネンタルは、LiDARセンサーだけで、20年以上の経験を持つ。コンポーネントを動かすことなく近距離センサーを設置した初めての企業だ。

一方AEyeは、高機能の長距離LiDARを特徴としており、車両は300メートル以上、歩行者は200メートル以上の距離で検出できる。また、レンガのように小さくて反射の少ない物体でも、最大160メートルの距離を検出する。

技術の融合で市場をリード
運転支援システムは、2019年で約20億ユーロの市場を生み出している。両社は技術を融合し、近距離から長距離まで対応するLiDARテクノロジーによって市場をリードする狙いだ。

コンチネンタルは、これを乗用車とトラック向けに工業化する予定で、量産開始は2024年後半を予定している。提案された投資額の開示は行われない。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/