ボルグワーナー、ヒュンダイ自動車に対するスターターモーター供給拡大
数年に亘る良好な関係
10月28日、ボルグワーナーは、数年に亘る提携のもと、ブラジルにおけるヒュンダイ自動車に対するスターターモーターの供給を拡大すると発表した。現在、ボルグワーナー製スターターモーター「PG260A」は、ヒュンダイ自動車の直噴ターボガソリン(T-GDI)エンジン「HB20 turbo T-GDI」に搭載されている。合わせて、小型SUV「Creta(クレタ)」では、障害者向けとしてエンジン「1.6-liter Gamma」に「PG260A」を採用する。
燃費および車両全体のパフォーマンス向上
ボルグワーナーは、2016年、ヒュンダイ自動車エンジン「HB20 1.0-liter Kappa」「1.6-liter Gamma」に対して、軽量スターターモーターを初めて供給した。今回の供給拡大では、品質・納期・パフォーマンス基準における卓越したコンプライアンスに加えて、ボルグワーナーとヒュンダイ自動車のパートナーシップを拡大する機会となり、顧客との確固たる関係性が反映されているという。
また、ヒュンダイ自動車は、ボルグワーナーのプレミアグローバルパートナーであり、今後もブラジル市場をはじめ、世界市場におけるニーズを満たす最先端かつ高品質で信頼できる技術の幅広いポートフォリオを供給していく。
「PG260A」は、重量2 kg未満 、高密度永久磁石が用いられ、Brusque(ブラジル・サンタカタリーナ州)の生産工場にて製造される。遊星歯車の歯数10から15減少により、市場において最も優れた重量比出力をもたらし、0.9 kWの燃費および車両全体のパフォーマンスを向上させる。
(画像はプレスリリースより)
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BorgWarner
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