Leoni、ボルボ・カーズへワイヤーハーネスを供給

顧客基盤を拡大し体制強化
Leoniは17日、浙江吉利控股集団の傘下にある自動車メーカーのボルボ・カー・コーポレーション(ボルボ・カーズ)に対し、ワイヤーハーネスをはじめとする配線システムの供給を行うと発表した。

同社では2014年、ボルボ・カーズの親会社にあたる浙江吉利控股集団を顧客として獲得していた。今回ここにボルボが新たな取引先として加わることで、同社では顧客基盤を拡大し、さらなる成長に繋げていく構えだ。

将来発表のモデルでワイヤーハーネスが採用に
ボルボ・カーズからの最初のオーダーとして、Leoniではこの先ボルボ・カーズが発表するモデルで用いられる、自動車用のワイヤーハーネスを受注した。

ワイヤーハーネスは複数の電線を束にして集合部品としたもので、同社によれば、供給を行うワイヤーハーネスはドアやバンパー、さらには屋根、車体の下回りなど、車体の複数個所へ用いられることが想定されているという。

世界規模の開発・生産体制でバックアップ
Leoni のFrank Hiller博士は今回の決定に際し、同社の体制と高品質なサービスにボルボ・カーズが信頼を寄せてくれていることに感謝したいとコメント。

同社は現在、本拠を構えるドイツ・ニュルンベルクをはじめヨーロッパに複数の拠点を有するほか、アメリカとアジアにも7つの生産拠点を保有している。

これら世界規模の開発・生産体制により、同社では今後もボルボ・カーズをバックアップしていく考えだ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Leoni プレスリリース
https://www.leoni.com/en/press/releases/