ZF TRW、スイス・リンスピード社「Etos」に自動運転及び先進安全システム搭載

アメリカ・ラスベガスCESにて初公開 ドライバーがDMMディスプレイで選択可能
アメリカ・ラスベガスで開催されているコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)に、ZF TRWの自動運転システム、及び先進安全システムが搭載されたスイス・リンスピード社の新型Etos(イートス)が出展されたことを、20日ZF TRWニュースリリースで発表した。

初公開となったZF TRWの自動運転システム。ハンズオン・オフ検出機能を備え、ハンドル上部にあるドライバー・モード・マネージャー(DMM)ディスプレイでは、ドライバー自身が運転するか、自動運転に切り替えるか選択可能となっている。またアクティブセーフティ及びパッシブセーフティの両先進安全技術・システムも採用されており、安全面も大きく強化している。

ハンドルが格納されよりリラックスできる空間を エアバッグもフロントルーフ部へ
自動運転モードでは、ハンドルが前部へ格納されることで、リラックスできる車内空間へと変わる。また更に効率化をするためにZF TRWは、フロント・エアバッグ設置場所をフロントルーフ部にすることを推奨。車内空間を拡大することに加え、安全性にも妥協を許さない姿勢を示している。

ZFはドライブラインやシャーシ・テクノロジーに加え、アクティブセーフティ及びパッシブセーフティ技術を世界的に提供。昨年5月15日にはTRWオートモーティブを買収し、今では世界40か国にわたり展開している。


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ZF Friedrichshafen
http://trw.mediaroom.com