ZF TRW、新たな本部をデトロイトに設置 自動車安全技術の更なる発展へ

自動車安全技術開発ZF AGが新たな本部を構えエレクトロニクス事業発展へ
ZF TRWのアクティブ及びパッシブ・セーフティ技術部門のTRW AGが、アメリカ・デトロイト・ファーミントンヒルズの中心部に、新たな本部を設立することを29日ニュースリリースにて発表した。

完成を2016年上半期中に予定しており、600人の電子工学専門家を擁し、ドライバー・アシスト及び乗員安全システム、無線電子製品ラインの製品試験・検査を行える施設となる。

先進安全技術や自動運転システム開発などを、更に発展させるために設立する新たな本部は、試験などを行う研究スペースやオフィスを備える17万1000フィートの広さになるとしている。

急激な成長をみせるエレクトロニクス製品ライン ファーミントンヒルズから世界へ
ZF TRW上級副社長兼CEOマーク・スチュワート氏は、同社ドライバー・アシスト・システムや自動車カメラなどといった製品ラインについて言及。
「急激な成長をみせるエレクトロニクス製品ラインをこのファーミントンヒルズという地域で設計・開発できることは、非常に重要な機会を得たと考えている。ここから世界の自動車業界へ次世代のエレクトロニクス製品を届けていきたい。」(ZF TRWニュースリリースより引用)
としている。

また数多くの優秀なエンジニアや技術者と試験施設などにより、製品開発を進めるとともに新たな人材の発掘にも注力していく姿勢を示した。


▼外部リンク

ZF TRW
http://trw.mediaroom.com