ジェイテクト、米テネシー州の製造施設を拡張

大型投資で50人を新規雇用
テネシー州当局は、油圧・パワーステアリング部品メーカーであるジェイテクトの子会社、ジェイテクト・オートモーティブ・テネシーがモンロー郡での製造施設を拡張することを決定したと発表した。

同社は、2億1850万ドルを投資し、ボノアで50人の新規雇用を行う。

テネシー州地域経済開発部門のコミッショナーであるランディ・ボイド氏は、次のように述べた。
「ジェイテクトがモンロー郡の施設を拡大することに感謝します。ジェイテクトは、テネシー州全体に900社以上ある自動車部品サプライヤーの1つであり、テネシー州において、この素晴らしい会社が将来成功と成長をすること、またテネシー州を強化することを楽しみにしています。」(Tennessee State Government Newsroomより引用)

次世代ステアリング製品を生産
ジェイテクト・オートモーティブ・テネシーは、25年以上にわたり、国内外の自動車メーカーに向けて、油圧式で高品質な、手動と電動ステアリング部品を生産している。

ジェイテクトは、この拡張によって現在と将来のニーズを満たし、成長市場に対応していく計画である。新しい施設は、2016年9月に生産を開始する予定で、トヨタ、BMW、ホンダ、日産などの顧客のための次世代ステアリングを製造する。

モンロー州の地域経済発展に貢献
モンロー郡市長のティム・イェーツ氏は、「我々はジェイテクトの発表に関係していることを誇りに思っており、モンロー郡の市民のための新たな雇用や設備投資を歓迎している。」とコメントした。

また、モンロー郡経済開発のディレクターであるブライアン・ホール氏も、「ジェイテクトは、長年にわたり地域社会の大きな財産となっており、モンロー郡市民の生活の質を向上させることに貢献してきた。この拡張は、我々の既存の産業と経済発展へのコミットメントが高いレベルであることを表している。」と述べ、同社の計画を歓迎する意向を示している。


▼外部リンク

Tennessee State Government Newsroom
http://tn.gov/news/23831

株式会社ジェイテクト
http://www.jtekt.co.jp/