ボッシュ、インド向けのコネクティビティ技術を紹介
インド向けに専用開発
大手自動車部品サプライヤーであるボッシュは、インド市場向けに車両の燃費向上、メインテナンス時期の連絡などの情報をスマートフォンに表示することができるソリューションを開発したと発表した。ボッシュはこのインテリジェント・トランスポート・マネジメントシステム(以下、iTraMS)を、2016年2月3日にインドのノイダで行われるボッシュ・テクノロジー・エキスポジションにおいて展示した。

安全性と経済性を促進
このソリューションは、車両の場所情報、車両状態のモニタリング、車両性能の分析を行うことができ、乗用車、商用車、オフハイウェイ車両に搭載することができる。また、このiTraMSは、新車のみならずレトロフィットで全ての車両に搭載することが可能となっている。
このソリューションは数多くの車両に搭載することが可能であることから、ボッシュはインド市場において車両移動時の安全性の向上と経済的な運転を促進することに大きく貢献することが可能となる。
ボッシュの役員会メンバーであるMarkus Heyn氏は次のように述べている。
「このiTraMSはインド市場向けに開発されたコネクティビティソリューションである。これにより正確な車両情報をスマートフォンに表示させることで、すぐに日々の運転にかかわるコストを低減することが可能となる。また、フリート車両の管理や緊急時のサービス提供などスマートシティ・ソリューションとして活用することも可能である。」(プレスリリースより引用)
▼外部リンク
ボッシュ プレスリリース
http://www.bosch-presse.de