パナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズ、中国に車載電池製造の合弁会社を設立

環境対応車向け車載電池の需要増に対応
パナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズは、パナソニック株式会社の社内カンパニーとして、車載インフォテインメント関連機器、車載エレクトロニクスなどのソリューション事業を展開している。同社は5日、中国に大連に合弁会社を設立すると発表した。

パナソニックは、中国の遼寧省大連市を本拠地とする大連遼無二電器有限会社と、大連市に車載電池製造の合弁会社を設立する。今後、関係当局の支援・協力を得て、2017年の生産開始に向けて準備を進める計画となっている。

リチウムイオン電池の生産と販売
中国は世界一の車両生産と販売台数を誇っているが、経済発展と共に環境問題が深刻化しており、今後環境対応車の需要が拡大することが期待されている。

今回、パナソニックが設立する合弁会社はパナソニックの車載電池の生産・品質管理に関する技術・ノウハウを活用して環境対応車向け車載電池を生産する予定。

合弁会社の名称はパナソニック オートモーティブエナジー大連有限会社、資本金は2億7300万元のうちパナソニックの出資比率は50パーセント。

事業内容は車載用電池の設計・製造・販売およびそのアフターサービスと輸出入業務であり、環境対応車向けリチウムイオン電池を取り扱うことになる。


▼外部リンク

パナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズ プレスリリース
http://news.panasonic.com